痩せては太り、痩せては太り、…私の人生、ダイエットとリバウンドしかしていませんでした。

ダイエットという単語の本当の意味は、「体調が一番いい状態に身体を調整すること」のようなことだったと記憶しています。

つまり、細すぎる人が太ることもダイエットであるということです。

私は長い間、ダイエットという意味を間違ったまま認識していました。

誤認していたその意味はたった一つ、痩せること…このためだけに生きていたことすらあるくらいです。

現代日本の「可愛い子主義」にのっかりたい醜い気持ちだけで何度も何度もダイエット…もとい減量、に挑戦しました。

そうして、その度に太っていったのです。身体だけではなく心も。

私が人生で初めて取り組んだダイエットは、とにかくご飯を減らして運動をすることでした。

1日2時間激しい運動をして、夜ご飯は一切食べないという日々を、成長期である中学三年生の終わり頃二ヶ月ほど続けました。

結果二キロほどは痩せましたが、いつでも体調は悪く、精神面もガタガタ、お世辞にも可愛いとは言えない状態でした。

その後我慢できなくなってご飯を食べるようになると、当たり前のようにリバウンドして、痩せた分の二キロとプラス二キロ、計四キロのリバウンドを経験しました。

この頃から私はダイエットに取りつかれるようになりました。

食べることにはいつでも罪悪感がともない、運動をしない自分はダメだ、甘いものを我慢できない自分はダメだと自分を責め続け、イライラして行動できない、そしてまたストレスが溜まる、とストレスの連鎖に苛まれました。

ストレスによる過食によって、体重は減るどころか増えるようになりました。

そのあと一時期、精神的に辛い時期がきてほとんどなんにも食べないような生活を二、三ヶ月続けて、体重は10キロ近く落ちました。

しかし肌は荒れて貧血で、細くてもむくんでいて全然美人ではありませんでした。体調が良くなってご飯を食べるようになり12キロリバウンド、この頃が私の人生で一番太っていた時期です。高校一年生の頃でした。

この頃の私はまだダイエットに取り憑かれていたと思います。食べることにいつも罪悪感がありました。

そうして、死んだような日々を過ごしていた中で、一行目の言葉を目にしました。ダイエットは痩せることではない…この言葉は私の人生を変えました。

過度な食事制限や無理な運動をするのをやめ、普通に食べて普通に過ごすようになりました。そうして漸く最近元の体重からマイナス2キロくらいの体重で、健康的に過ごすことができています。

醜く太った心や身体はすぐには美しくはなりません。

私もまだ途中段階だと思います。でも太っていたことがあるからこそ今の前向きな私がいるのだから、その頃の私によくがんばったねと言ってあげたいです。これからも無理せず自分なりの美を追求して生きようと思います。

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